2013年3月30日土曜日

水稲の『自家製追肥用ぼかし』作り

 多様な微生物の働きによって作りだされる有機ミネラル(アミノ酸、核酸、脂肪酸、ビタミン、ホルモン、ミネラル)が、稲の健康な成長や米の食味に係わるとのこと。
出穂前50~40日前に施用する「自家製ぼかし」を作ってみることにしました。
材料は米ぬか60㎏、油かす60㎏、魚粉60㎏、カニ殻45kg、海藻粉末10kg、VS34(微生物利用土壌改良剤)40kg、バーキュラムライト100リットルを使いました。

水を材料重量の45%程度加え均一に撹拌します。

撹拌後、発酵熱を上げるためできるだけ大きな山にします。表面にむしろをかけ発酵開始。(雨天時はビニールシートをかけエキスの流出を防ぎます。)
 1週間後、むしろをとった状況です。微生物の発酵が進んでいます。内部温度は50℃(50~65℃がよい。)やや低めですが、順調にできているようです。
まだ発酵途上で、魚粉のにおいがとても強い状態です。

1回目の切り替えし後、空気の補給ができ、好気発酵したのか魚粉のにおいも少なくなりました。
切り返しを1週間おきに行い、30~40日でぼかし肥が出来上ります。

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