2012年8月30日木曜日

早々に稲刈りがスタート!!

 今日は、朝からどんよりとした曇り空ですが、予定どおり『ヒメノモチ』の稲刈りをするため、スズメ脅しの「かがし」と「きらきらテープ」をはずして早朝から準備を始めました。
スズメ脅しの効果は期待通り、被害も最小限に防げたようです。
 近隣の町内では昨年に続き「稲刈り開始第1号」のようです。露が乾いた12時頃から刈り始め、殿垣内機械組合のメンバー1名の協力もあり、3時には刈取りが順調に終了しました。

刈り取った籾は、組合の施設に持ち込み、乾燥を開始します。
刈り取ったばかりの籾の水分は24%でしたが、これを一昼夜かけ14~15%の籾に仕上げます。低温(35℃以下)で時間をかけて乾燥することで、良質の美味しいお米に仕上がります。

2012年8月28日火曜日

収穫間近!「米乾燥施設の試運転やりました」

3年前に立ち上げた 殿垣内機械利用組合(組合員8名)では、これまでの田植え、稲刈りの共同作業に加え、今年から乾燥・調整~袋詰め・出荷まで共同でやることにしました。
1年前から計画していた乾燥機、籾すり機、運搬用コンテナ、フォークリフト(中古)の購入をし、試運転へとこぎつけました。
 従来からある乾燥機2台に加え、最新式の遠赤25石型を導入しました。
 籾すり機も新しくしました。
これまで、乾燥・調整作業はJAのカントリーや専門農家に委託していましたが、これからは自分たちでやります。
初めてで、少し不安ですが、乾燥作業の良しあしで米の味も変わってくるようなので、良質米を目指して腕を磨いていきます。

2012年8月23日木曜日

ヒマワリ栽培日記

 6月15日に、30cm間隔で1cm深さに播種したヒマワリが、7月1日には上の写真のように発芽しました。
 7月4日発酵鶏糞を追肥として散布しました。元肥は発芽障害になりやすいのでやり過ぎない方が良いです。(私は元肥なしで播種しました。)
また、梅雨時期の種まきは、排水不良で発芽しにくい場合があるので、多少うね立をした方がいいと思います。
生長過程では、乾燥しすぎないように注意が必要ですが、適当に雨が降ったので灌水は特にしませんでした。
8月上旬から咲きはじめ、8月22日現在満開です。(種まきが少し遅かったかな?)
我が家のミツバチの餌用で、夏場のミツ源不足を補うために栽培してみました。、

2012年8月21日火曜日

自然農薬に利用『激辛唐辛子』の収穫



定植から85日経過、青唐辛子から赤色に変身した、いかにも辛そうな実が付きました。
竹酢とニンニク、激辛唐辛子を漬け込み『自然農薬』としてカメムシ・イナゴ等の害虫を回避するための材料に使います。現在天日乾燥中で、乾いた後は竹酢液に数か月漬け込んでエキス注出をします。

2012年8月20日月曜日

特別栽培米(竹肥料入り)の現地確認検査!!

我が家のコシヒカリの圃場です。例年よりも10㎝程度草丈も短く、倒伏の心配も回避できそうな良好な稲姿に育っています。
特別栽培米の申請をしている圃場で、県の担当課の現地検査を受けました。竹肥料を使った田んぼの稲には穂がつき1か月後の刈取りに向け順調に生育しています。
本日は5ヘクタールの圃場の確認作業をした後、市の営農指導員さんやJA営農センターの担当者から、生育状況の総括やアドバイスをもらいました。そして、稲刈りの注意点として、刈取り適期の判定や落水時期、機械乾燥時のポイントを勉強しました。
まだ暑い日が続いていますので、体調管理に努めながら『安心・安全で美味しい米作り』を目指してもうひと踏ん張り頑張ります。

2012年8月18日土曜日

無農薬栽培米『自然農薬でカメムシ回避!』


今年、米の無農薬栽培に初挑戦しています。
穂が出てモミが固まるまでの約20日間は、カメムシによる食害が出る時期です。カメムシが乳状のモミを吸うことで黒い斑点の付いた米が増え、品質の評価に影響がでます。
通常は、農薬散布でカメムシやイナゴなどの駆除をするのですが、無農薬栽培のため六か月前から漬けておいた『ニンニク入り竹酢液』を300倍希釈にし、10アール当り100リットル散布しました。
殺虫効果はありませんが、臭いで近づきにくくする作戦です。効果のほどは?(ニンニクの臭いは結構しますネ。)効果の持続も短いため、4~5日おきに4~5回散布する予定です。
散布しながら気づいたのですが、無農薬栽培圃場の稲にはクモの巣が多いです。クモが害虫を捕ってくれているのでしょう。
また、竹酢液散布で食味アップの効果ありとの報告も聞きましたので、一石二鳥を期待しています。

2012年8月14日火曜日

ハチミツの採取 ”2年物は濃厚な味”



我が家で飼っている日本ミツバチの巣箱からハチミツを採取しました。特に2~3年物の蜜は濃厚で味もまろやかです。
1匹の蜂が一生に集める蜜の量は”スプーン1杯”だそうですから、今回採取した約3リットルは何匹の蜂が努力した結果でしょうか。「蜂さんありがとう~」

2012年8月13日月曜日

山内ブランド米「里山の夢」広告看板の設置


今年度から始まった庄原市の「こだわり米産地育成モデル事業」の第一号として、私たち山内地区が取り組んでいる”竹肥料を使った米作り”が選ばれました。
これから売り出していくに当たり、山内自治振興センターの壁面に『里山の夢』の大きな広告看板を設置しました。
『里山の夢』のネーミングには、里山の豊かな自然の中で育った「安心・安全で美味しいお米」を多くの消費者の方々に食べていただきたいとの”私たちの夢”を込めています。
この事業では、他にも商標登録、商談交流会、米コンクール出品など、こだわりの米を有利販売につなげていくための取り組みを行います。
また、将来的に栽培面積・生産者の拡大を図り、5年後には30ha、生産者60名以上を目指しています。

「竹肥料を使った米作り」の事例を研修会で発表



8月3日に庄原市東城町で行われた「環境保全型稲作夏季研修会」に参加し、山内地区で私たちが取り組んでいる”竹肥料を使った米作り”について、事例発表をさせていただきました。
この研修会は、東城町でアイガモ農法など環境に配慮した米作りをされている藤本農園さんの呼びかけで行われ、県・市・全農・JA・生産者のほか、食協や農薬・肥料メーカーなど50名以上が参加され、環境にやさしい稲作技術の紹介や事例の発表がありました。
今後、私たちの取り組みの中で、参考にすべき話も多く聞かせていただきました。

2012年8月3日金曜日

「稲の穂が食べられちゃう!」スズメ被害対策は?

 7月24日に出穂したもち米ですが、もみの中に実が入り始めた数日前よりスズメの大群(100羽以上)が、我家の田んぼに来襲してきます。
他の田んぼのうるち米より早くに実のり、美味しいのですから、かっこうの標的になっています。
写真のように実の中の汁を吸われて、このままでは収量減になっちゃうよ~

昨日、娘に頼んで『案山子』を2体つくってもらいました。元デザイナーの作はいかがでしょうか?
長辺80mの田んぼに2体では少ないようで、案山子から離れたところでは、堂々とスズメが入ってきます。
本日、第2弾として『光るテープ』を張り巡らしてみました。これはかなり効果がありました。
さらに、慣れたころ第3弾として、いらなくなった『CDの光もの』をぶら下げようと思います。